がん保険比較-年齢別に保険料で比較

がん保険 先進医療

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がん保険で先進医療に対応する場合の注意点

 がん保険を選ぶ際に先進医療に対応しているかどうかもポイントの一つになるかと思います。

 先進医療とは、大学病院や専門の医療機関で開発された新しい技術のこと。切らずに治す重粒子線治療や放射線治療など、合併症が少なく回復も早いことで評価の高い技術で、厚生労働省もその効果を認識しているものについて、「先進医療」と認定しており、その数も年々増加しています。
 将来的には、保険診療の適用が期待されるものですが、現状は全額自己負担。高額療養制度などの対象にもならないので、実質的には自腹で払うのはかなり難しいものです。
 ただ、効果が高い医療であれば、使いたいのが普通の考え方。そこに対応するのが先進医療に対応したがん保険ということです。

 しかし、先進医療については、必要ないのでは?という声もあります。その理由は、利用が増えてきてはいるものの、重粒子線治療などを行うことができる病院が限られており、がんにかかった場合に先進医療を受けることを望んでも、誰でも治療を受けることが可能かどうかわからないからです。

 ただ、先進医療の特約の保険料はかなり安くなっています。アフラックのがん保険の場合、50歳男性でも月額79円。経済的負担が多くなるわけではありません。

 現状の利用は多いわけではありませんが、政府もがん治療に力を入れており、先進医療の分野がどんどん拡大する可能性もあります。特約は、後からつけることができない場合も多いので、月額100円かからない程度であれば、つけておいてもいいかもしれません。


先進医療が受けられる病院は決まっています。

 先進医療を考える上で注意しなければいけないのは、前述のとおり、先進医療が受けられる病院が厚生労働省により決められている点です。
 先進医療が受けられる病院で主なものを下記にまとめました。参考にしていただければと思います。


治療方法 治療が受けられる病院
陽子線治療 福島県 財団法人 脳神経疾患研究所附属
南東北がん陽子線治療センター(協定病院)
茨城県 筑波大学附属病院
千葉県 国立がんセンター東病院
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター(協定病院)
重粒子線治療 群馬県 国立大学法人群馬大学医学部附属病院
千葉県 独立行政法人放射線医学総合研究所
重粒子医科学センター病院(協定病院)
兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター(協定病院)

がんの先進医療にかかる費用

 がんに有効な治療とされる先進医療ですが、高額な費用がかかります。がん治療として、比較的多く利用されている陽子線治療でも、平成27年の調べによると、1件あたりの平均技術料が2,680,805円となっており(公共財団法人 生命保険文化センターのHPを引用)、先進医療特約に入っておかなければ、払える金額ではありません。

 今後、保険診療になる可能性もありますが、先進医療がつかえるがん保険に入っていなければ、経済的に治療として選ぶことは難しくなります。


先進医療に対応したがん保険

 先進医療へのニーズの高さから、ほとんどのがん保険が先進医療に対応しています。特約により付加しなければいけないものがあるので注意が必要です。
 特約の場合は、後からつけることができない場合がほとんどなので、最初に入る必要があります。

商品名 保険料 タイプ 備考
SBI損保のがん保険 550円 定期 治療費を全額補償する保険。先進医療分も補償
アフラック「生きるためのがん保険Days」 1,930円 終身 特約で先進医療に対応。
あんしん生命「がん治療支援保険NEO」 2,359円 終身 充実プランで対応。
オリックス生命「がん保険ビリーブ」 2,580円 終身 基本プランで対応

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